HUAWEIフラッグシップ機、WATCH Ultimate
ゴルフのスイング計測ができるスマートウォッチが発売されました。HUAWEIのフラッグシップ機となるこの1台はApple Watchなど他のスマートウォッチと違い、誰でも持てる1台ではありません。
それもそのはず。フラッグシップと言う名のもと、お値段は13万5000円。
100mのダイビングや登山など本格的なアクティビティが計測できるこの時計ですが、この記事ではテクノクラフトが技術を提供するゴルフの機能を焦点に書いていきます。
スイング分析
このスイング分析では腕と腰の捻転からデータを算出します。ゴルフのスイングは人によって様々なので、その1回のスイングの良し悪しが判定されるのではなく、ベストショットのときの体の動きと今回の動きを比較してどうか、を出してくれます。
※2023年7月時点ではスイング分析はアンドロイドスマホのみの対応。(月額360円)
今回、ウォッチ側で計測できるデータと簡易計測器のYUPITERUの比較をしました。
ユピテル(YUPITERU) スイング練習機 両利き Yupiteru GOLF GST-7 BLE ユニセックス 使用可能時間:満充電時約10時間 本体サイズ:124mm(D)×60mm(W)×18mm(H) ブラック
良い当たりをしたスイング
ゴルフを始めて1年程度なので、アマチュア代表としての結果として見ていただきたいのですが、ドライバーで思い通りに近いスイングができたとき、222Ydで(ミート率低いのは内緒です)はスイングテンポの値が3.0でした。
このスイングテンポというのはバックスイングの時間をダウンスイングの時間で割ったもので、3前後がちょうどいいと判断されるようです。
たしかに気持ちよくスイングできたときはこの緑の真ん中のあたりに自然と集まりました。
良くない当たりをしたスイング
ダフリ気味でスライス回転が大きくかかってしまったショット時の写真です。
スイングテンポはギリギリ緑の範囲内ですが、上の写真と比べるとその差がわかるかと思います。YUPITERUの飛距離も179Ydとミスショットなのは一目瞭然です。
今後も機能追加、対応デバイス増加予定
このスイング分析は現状アンドロイドのみですが、近い将来iOSにも対応されるかと思います。
また、同じくHUAWEIから同時期に発売された「S-TAG」との連携が追加されることも公式で発表されるので、まだまだ進化する機能であることは間違えないでしょう。
S-TAGについては以下の記事で詳しく記載しています。ランニング、サイクリング、ゴルフを数値的に分析できる画期的なアイテムです。